アイスランド、EU加盟交渉再開の是非を問う国民投票で反対が確実
欧州連合(EU)加盟交渉再開の是非を問う国民投票が行われ、反対票が賛成票を上回ることが確実となった。
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アイスランドで欧州連合(EU)加盟交渉再開の是非を問う国民投票が行われ、30日までの開票で反対票が賛成票を上回ることが確実となった。水産業への懸念などが影響し、国家主権維持を重視する意思が示された。
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Why It Matters
アイスランドは08年のリーマン・ショック後にEU加盟交渉を開始したが、漁業権などを巡り13年に交渉を中断していた。
【ロンドン時事】北欧のアイスランドで29日、欧州連合(EU)加盟交渉再開の是非を問う国民投票が行われ、30日までの開票の結果、反対票が賛成票を上回ることが確実となった。国営放送が報じた。国民は変化する国際情勢下でもEUの枠組みに加わらず、経済や安保政策などで国家主権維持を重視すべきだとの意思を示した。
最新の開票結果で反対票は52.5%、賛成票は47.5%。一時は賛成がリードするなど接戦となった。地元メディアによると、投票率は2024年の議会選挙(投票率80%)と同程度だったという。
今回の国民投票は、24年の選挙で親欧州派の新たな連立政権が誕生したことで実施が決まった。アイスランドは08年のリーマン・ショックで打撃を受け、09年からEU加盟交渉を開始。しかし、漁業権や自国通貨を放棄することへの抵抗が国民の間に強く、合意には至らずに13年に交渉を中断していた。
加盟交渉の再開反対派は、特に主要産業で輸出の約4割を占める水産業について、EUの共通政策に加わることで主権が失われ、不利益が及ぶと訴えた。政権は、こうした懸念にも配慮した上で交渉を進める意向だったが、理解を得るのは難しかった。
Open Questions
- 連立政権の今後の政権運営への影響はどのように現れるか






