
欧州連合加盟交渉の是非を問う国民投票、反対票が52.5%で反対多数が確実に
北欧アイスランドで29日、EU加盟交渉再開の是非を問う国民投票が行われ、30日までの開票で反対票が52.5%となり賛成票を上回ることが確実となった。国家主権の維持を重視する意思が示された。
AI-generated summary
アイスランドは08年のリーマン・ショック後にEU加盟交渉を開始したが、13年に交渉を中断していた。24年の選挙で親欧州派の連立政権が誕生し、今回の国民投票実施が決まった。
【ロンドン時事】北欧のアイスランドで29日、欧州連合(EU)加盟交渉再開の是非を問う国民投票が行われ、30日までの開票の結果、反対票が賛成票を上回ることが確実となった。国営放送が報じた。国民は変化する国際情勢下でもEUの枠組みに加わらず、経済や安保政策などで国家主権維持を重視すべきだとの意思を示した。
最新の開票結果で反対票は52.5%、賛成票は47.5%。一時は賛成がリードするなど接戦となった。地元メディアによると、投票率は2024年の議会選挙(投票率80%)と同程度だったという。
今回の国民投票は、24年の選挙で親欧州派の新たな連立政権が誕生したことで実施が決まった。アイスランドは08年のリーマン・ショックで打撃を受け、09年からEU加盟交渉を開始。しかし、漁業権や自国通貨を放棄することへの抵抗が国民の間に強く、合意には至らずに13年に交渉を中断していた。
加盟交渉の再開反対派は、特に主要産業で輸出の約4割を占める水産業について、EUの共通政策に加わることで主権が失われ、不利益が及ぶと訴えた。政権は、こうした懸念にも配慮した上で交渉を進める意向だったが、理解を得るのは難しかった。

一時特別警報が出された富山、石川両県の大雨で、石川県は30日、集落の孤立状態が全て解消されたと発表した。一方、両県で70人以上の被災者がいまも避難所生活を送っている。

アイスランドで欧州連合(EU)加盟交渉再開の是非を問う国民投票が行われ、30日までの開票で反対票が賛成票を上回ることが確実となった。水産業への懸念などが影響し、国家主権維持を重視する意思が示された。

30日未明、福井県嶺北地方で記録的な大雨となり、気象庁は福井市など3市に大雨特別警報を発表。各地で河川氾濫や住宅浸水、土砂崩れが発生し、1市1町で被害が確認された。午前中に雨は弱まり、特別警報は段階的に引き下げられた。

ネパールと中国の国境地帯で発生した土石流災害により、両国合わせて750人が死亡、日本人5人を含む3000人超が行方不明となっている。中国メディアの分析では時速180キロで崩落したことが判明し、新たなせき止め湖の形成により救援活動が難航している。

記録的な大雨に見舞われた福井県。福井市や坂井市の上空からヘリで取材したところ、九頭竜川や兵庫川の氾濫により、住宅地や道路、福井空港、丸岡城周辺などが広範囲にわたり茶色い泥水に沈む深刻な被害が確認された。

気象庁は30日、福井県に大雨特別警報を発表し、観測史上最多の24時間降水量を記録した。福井市などで河川の氾濫危険水位超えや浸水被害、車の立ち往生が相次ぎ、6市町に災害救助法が適用された。