総務省、富山市を統計法違反で刑事告発 国勢調査で人口水増しの疑い
2000人以上の水増しに関与した疑い、藤井裕久市長が陳謝
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総務省は29日、2025年国勢調査で人口を少なくとも2000人以上水増しした疑いがあるとして、富山市の職員を統計法違反の疑いで富山県警に刑事告発した。藤井裕久市長は陳謝したが、40万人維持の目的については否定した。
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Why It Matters
国勢調査を巡り、総務省が統計法違反の疑いで刑事告発するのは今回が初めてである。過去には2010年の調査で、愛知県東浦町が人口を水増しした事例がある。
総務省は29日、富山市が2025年国勢調査で市の人口を水増しした疑いがあるとして、市職員を氏名不詳のまま統計法違反の疑いで富山県警に告発した。同省によると、水増しした人数は少なくとも2000人以上で、複数の職員が関わった可能性があるという。
藤井裕久市長は同日、記者団の取材に応じ、「多大なるご迷惑をおかけし、心よりおわびする」と陳謝した。
同省によると、市職員は、現地を訪問した国勢調査員が居住実態なしとして調査一覧から抹消した世帯を、根拠なく一覧に追加するなどし、人口を水増しした疑いがある。
同省が29日公表した確定値によると、市の人口は39万9197人。5月に公表した速報値では40万2133人だった。データを精査する過程で疑義が生じ、同省の統計局職員が今月上旬、市役所を訪問していた。
藤井氏は、40万人を下回らないようにする目的があったのではないかと記者団に問われ、「それはないと思う」と否定した。
国勢調査を巡り、同省が統計法違反の疑いで刑事告発するのは初めて。過去には10年の調査で、愛知県東浦町が市制移行に必要な人口5万人を満たすために水増ししたとして、当時の副町長の有罪判決が確定したケースがある。
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Open Questions
- 水増しに関与した具体的な職員数と動機は何か
- 40万人維持という目標が背景にあったのか







