
香川県知事選挙が30日に投開票され、無所属現職の池田豊人氏(65)が自民・中道・立憲・国民・公明推薦を受けて再選。投票率は前回の29.09%から35.68%に上昇。池田氏は企業誘致や子育て支援の実績を強調し、渇水・物価高対策や『暮らしの安心』『稼げる香川』『観光振興』を三つの約束として掲げた。
AI-generated summary
池田豊人氏は前回2022年の知事選で初当選し、旧建設省(現国土交通省)出身で約35年にわたって道路行政に携わった。今回の選挙では企業誘致や子育て支援の実績を強調した。
香川県知事選は30日に投開票され、無所属で現職の池田豊人氏(65)=自民、中道、立憲、国民、公明推薦=が、IT関連業の姓納文彦氏(63)、共産党県書記長の田辺健一氏(45)=共産推薦=、食品加工会社員の曽根克典氏(64)の無所属新顔3人を破り、再選を果たした。池田氏は1期目の企業誘致や子育て支援などの実績を強調した。投票率は35.68%(前回は29.09%)。
香川県知事選の開票結果(開票終了)
池田豊人氏 193,244 当
姓納文彦氏 49,296
田辺健一氏 24,225
曽根克典氏 4,986
当選確実が伝えられると、池田豊人氏は高松市常磐町1丁目の会場に姿を現した。集まった支援者から大きな拍手で迎えられ、バンザイ三唱をした。会場には自民党の国会議員や県議、県内の首長も多く駆けつけた。
池田氏は「初心を忘れず謙虚な姿勢で一人一人の声に耳を傾け、皆さまの期待に応えられるよう一生懸命に働いてまいります」と語った。県内で深刻になっている渇水や物価高対策に取り組むとした上で「香川に住み続けられるよう、進めるべきことを一つずつ進めていきたい」と述べた。
自民党の平井卓也衆院議員は「日本一小さい香川県が、日本の元気を作れるように一緒に頑張っていこうではありませんか」と呼びかけた。池田氏を推薦した他の政党関係者からもあいさつがあった。
選挙期間中は県内各地を回って個人演説会を開いた池田氏。医療、介護、教育、移動手段の充実による「暮らしの安心」、企業誘致や県産品のブランド化による「稼げる香川」、県立のあなぶきアリーナ香川を核とした誘客拡大などの「観光振興」を三つの約束として掲げた。
池田氏は高松市出身。大学院修了後、旧建設省(現国土交通省)に入り、約35年にわたって道路行政などに携わった。前回2022年の知事選で浜田恵造・前知事の実績を評価し、路線の継承を掲げて初当選を果たした。
新顔3人は支持を広げることができなかった。
姓納文彦氏は、香川県綾川町の事務所で支援者と選挙戦を振り返り「僕らの戦いとしては思った以上にできた」と述べ、自身が重点的に訴えた外国人政策について「現状や新たな制度への反対が票につながったのでは」と分析した。
田辺健一氏は、高松市鹿角町の事務所に集まった支援者に「池田県政の何が問題なのかを指摘し、対案を示せた」と振り返った。さらに「現職に白紙委任を与えたわけではない」とも述べ、引き続き厳しく向き合っていく姿勢を見せた。
曽根克典氏は、瀬戸大橋を観光資源にすることなどを主張していた。
「自民が囲い込んでいるのでは」 支援の濃淡はっきり
池田豊人氏は、前回選と同じく「相乗り」する与野党の推薦を受け、危なげなく再選を果たした。ただ、前回とは違い、自民とそれ以外の党で力の入れように濃淡がついた選挙戦だった。
告示後、自民県連は前回同様、池田氏の総決起大会を主催。壇上には、池田氏とともに県関係の自民国会議員が並んだ。連日の個人演説会も自民県議らが用意した。
一方で前回、自民とは別に池田氏の総決起集会を主催した連合香川は、今回集会を開かなかった。立憲や国民などの県議によると、池田氏側から応援演説の依頼などがなかったため、目立った支援はしなかったという。
ある県議は「(支援に)入る余地がない」とし、「(来春の)統一地方選を見越して、自民党が池田さんを囲い込んでいるのではないか」とみる。自民の関係者は、演説会の開催にも労力や費用がかかっていると強調し「池田知事には『やっぱり自民党』って見てもらわないといけない」と本音を漏らした。
AI outlook — possibilities, not facts
池田知事は渇水対策としてため池の管理強化や給水施設の更新を進める
Likely · Within months
あなぶきアリーナ香川を核とした観光誘客策が、来年度の予算案に反映される
Possible · Within months

高市政権が目指す労働時間規制の緩和を巡り、労使が対立し政府の議論が停滞している。ワーク・ライフバランスの小室淑恵社長は、人口減少下では短時間でも力を発揮できる労働環境の整備が経済成長の鍵だと指摘し、時間外労働の割増賃金率の1.5倍への引き上げ、勤務間インターバルの義務化、中小企業支援の3点を必要だと主張。裁量制見直しや議論継続の状況を伝える。

約10年前、防衛省幹部が防衛担当記者に山本七平の『空気』の研究を推薦し、太平洋戦争末期の戦艦大和の出撃が「空気」によって決まった過程を指摘。幹部は国防に携わる者は空気を作らず、空気にのまれてはいけないと述べ、特に国会がスタンディングの空気にのまれているときは注意すべきと付け加えた。当時は第2次安倍晋三政権下で「安倍1強」と呼ばれていた。

石破政権は2024年10月1日に発足したが、就任から8日後の衆議院解散と26日後の総選挙という戦後最短スケジュールでスタートダッシュに失敗。首相就任当初は予算委員会での野党との議論を意向としていたが、自民党内の早期解散要求に押されて方針を転換。さらに派閥の裏金問題に関与した議員への公認問題がつまずきとなり、岸田政権時代の処分流れを継承する形で政権運営に影を落とした。

2025年10月2日、朝日新聞記者が日本郵便の情報開示請求を総務省に行った直後、総務省郵政行政部幹部らのグループチャット「放棄・隠匿」で、請求への対応を特例で延長し、内容を黒塗りにする方針が議論されていたことが判明した。チャットでは「木鼻」や「ほとぼりを覚めさせる」などの表現が使われ、過去の会食接待問題での延長事例も引き合いに出された。実際の開示は請求から約3か月後の2026年1月中旬に行われ、文書の多くは公表済みまたは黒塗りだった。情報公開法の特例適用の背景に、不都合な事実を隠そうとする官僚の姿勢が浮かび上がった。

中道改革連合、立憲民主党、公明党は31日に党首会談を開き、3党合流が白紙に戻ったことを踏まえて今後の対応を協議する。立憲民主党による合流拒否を受け、中道の公明系議員は離脱を検討しており、結党から7カ月余りで中道の分裂が避けられない状況となっている。

香川県知事選が30日に投開票され、現職の池田豊人氏が新人2人を破り再選を確実にした。与野党の推薦を受け、子育て支援や企業支援の拡充を訴えて幅広い支持を集めた。善通寺市では知事選として約20年ぶりに電子投票が実施された。