Quick Look
大阪地検特捜部の取り調べで「検察なめんな」と怒鳴ったとして特別公務員暴行陵虐罪に問われた現東京高検検事の田渕大輔被告(54)の第6回公判が大阪地裁で開かれ、初めての被告人質問で取り調べの信条や検察官を目指した理由などを語った。
AI-generated summary
Why It Matters
田渕大輔被告は大阪地検特捜部の取り調べで被疑者に「検察なめんな」と怒鳴ったとして特別公務員暴行陵虐罪に問われている。現職の東京高検検事であり、今回の第6回公判で初めて被告人質問が行われた。
大阪地検特捜部の取り調べで「検察なめんな」と怒鳴ったなどとして、特別公務員暴行陵虐罪に問われた検事、田渕大輔被告(54)=現東京高検=の第6回公判は16日午前10時、大阪地裁で始まりました。この日は初めての被告人質問があります。現役検事として証言台に立った被告は、何を語るのか。主なやりとりをお伝えします。
10:00 開廷
裁判長が開廷を告げ、前回公判の証拠調べが再開された。
10:20 「事実を認め、話す決意をしたという調書にしたい」
田渕被告が不動産会社の部長だった男性を取り調べる様子を録画した映像の音声が法廷に流れた。
田渕被告は男性に対し、「事実を認め、話す決意をしたという調書にしたい。そういうトーンにしていきたい」「つっかかるものが完全に解消されていないと思っているが、そこは一緒に協力して頑張っていきたい」などと淡々と語りかけていた。
11:15 被告人質問始まる
被告人質問が始まった。弁護人が質問に立ち、まずは経歴の確認から。
弁護人 「司法試験を目指そうとした理由は」
被告 「高校時代に進路を父に相談し、『文系であるなら弁護士を目指してはどうか』と言われたのをきっかけに志望した」
弁護人 「検察官を選択した理由は」
被告 「お金や損得勘定に左右されず、素朴な正義感を胸に仕事ができるという点が大きかったと思います」
11:25 取り調べの信条は「相手を尊重し言い分を聞くこと」
弁護人 「検事になってから何人くらい取り調べたか」
被告 「正確な数は覚えていませんが、数百人単位の被疑者や参考人の取り調べをしてきたと思います」
弁護人 「取り調べとはどういうものですか」
被告 「取り調べたい対象者から事実を明らかにする供述を引き出す捜査活動。そういう風に思っておりました」
弁護人 「取り調べを行う上で、何か信条はありますか」
被告 「検察官と被疑者の立場の違いはありますが、できるだけ同じ人間として向き合うこと、相手を尊重すること、言い分をよく聞くこと。相手の人となりをよく知る。こういったところに気を使っていたという意識です」
12:00 「不合理な供述を続ければ厳しい追及」
問題となった業務上横領事件の捜査状況についての問いに入った。
弁護人 「本格的に事件(捜査)に関わるようになったのは」
被告 「2019年11月下旬ごろ」
弁護人 「(不動産会社部長だった男性は)貸し付けの流れなどを把握しており、重要人物として認識していたのですか」
被告 「はい」
弁護人 「(男性の逮捕前に)任意の取り調べはしましたか」
被告 「2回くらいありました。否認でした」
弁護人 「任意の調べで厳しい追及はしましたか」
被告 「私が考える厳しい追及はしていません。まだ証拠も不十分でした。男性の弁解を丁寧に聞き、証拠との整合性や合理性を吟味し、男性が不合理な供述を続ければ証拠を示して、場合によっては厳しい追及をすることを考えていました」
12:15 休廷
公判は休廷に入った。
What to Watch
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裁判所は被告の有罪または無罪を言い渡す
Very likely · Within weeks
Open Questions
- 被告の取り調べが実際に違法だったかどうかの最終的な判断はどうなるか
- 今回の公判の結果が検察内部の取り調べ方針にどのような影響を与えるか





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