日本のPISA、主要3分野でOECD加盟国中1位 世界トップ水準を維持
経済協力開発機構(OECD)が2025年実施の国際学習到達度調査(PISA)結果を公表
Quick Look
OECDは2025年実施のPISA結果を公表し、日本は主要3分野の全てでOECD加盟国中1位となり、世界トップ水準を維持した。一方、読解力の一部設問で正答率が低下し、低得点層の割合が上昇した課題も浮き彫りになった。
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Why It Matters
経済協力開発機構(OECD)は、91カ国・地域の15歳約76万人を対象に2025年に国際学習到達度調査(PISA)を実施した。
経済協力開発機構(OECD)は8日、91カ国・地域の15歳約76万人を対象に2025年に実施した国際学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。日本は初めて、主要3分野の全てでOECD加盟38カ国中1位となり、全参加国・地域でも4~5位と、世界トップ水準を維持した。
日本の高1、SNS控えめ AI学習頻度は最下位―OECD調査
参加各国の平均点が低下を続ける中、日本は中期的に見て一定の水準を保っている。全参加国・地域で見ると、「科学的応用力」が538点(前回比9ポイント減)で5位、「数学的応用力」が525点(同11ポイント減)で5位、「読解力」が503点(13ポイント減)で4位だった。
プログラミングツールなどを使う革新分野「ラーニング・イン・デジタルワールド」でも、日本はOECD加盟国中1位(平均点557点)だった。文部科学省は「現行学習指導要領の趣旨を踏まえた授業改善やデジタル学習環境の整備などが実を結んできた」としている。
一方、読解力の分野では、意味が通る短文かどうかを素早く正確に読み解く設問の正答率が前回より低下。3分野全てで低得点層の生徒が占める割合が上昇していた。
結果を男女で比較すると、科学的応用力と数学的応用力の高得点層の割合は、いずれも男子が女子を上回っていた。科学の学習の楽しさや興味に関する質問調査でも、肯定的な回答の割合は男子の方が高かった。
Open Questions
- AI学習頻度が最下位となった背景の詳細な要因
- 男女間の科学・数学における興味関心の格差を埋める対策




